任意整理で200万借金完済!20代独身女子4年間の記録と結婚に至るまでの体験

20代前半、世間知らずな独身女があっという間に借金まみれになり6社から合計200万円の借り入れを任意整理で返済成功。結婚に至るまでをふりかえりました。

両親や彼氏・友人には知られずに借金を返済できるのか

借金は彼氏彼女や両親にバレるのか?

借金していたこと、していること、まさかそれが返済不能になって債務整理していることが、両親や親族・彼氏や彼女にばれないかどうか?かなり気になる点かと思うのですが、結果から先に言うと、私の場合は一切両親にも兄弟にもばれませんでした。完済した今も、家族は誰も知りません。なので、心配している人がいたとしたら、やり方次第では大丈夫です。

借金が家族にばれなかった理由

私の場合下記がばれなかったポイントだと思います

  • 一人暮らしだったこと
  • 金融会社から保証人に連絡が行く前に対処できたため。
  • 自己破産ではなく任意整理にしたため(この理由はこちらで。)

一人暮らしだと、なぜばれないかというと、任意整理決定後に和解書や示談書が弁護士事務所から送られてきます

実家暮らしの場合は必然的に住所が実家になるので、その場合わかってしまう可能性が高まります。

しかし私が依頼した弁護士さんは差出人に名前だけの茶封筒にするなどの対処をしてくれましたので、ばれないよう対応してくれる可能性もあります。

また、返済が長期間滞ったり、返済に関する電話や連絡を無視するなどしてしまった場合は、保証人や緊急連絡先へ連絡が行く可能性が大きいと思います。

とにかく、たとえ返すことができなかったとしても、

無視しない、嘘つかない、誠意ある対応をちゃんとするかどうかはとっても大切。

弁護士さんとの信頼関係も、連絡にはしっかり返信したり、約束を守るなど基本的なことがとても大切だと実感しました。

ちなみに、当時の彼氏にもばれていないと思います。

そんなこと微塵も思っていないのではないかと思います。まぁ、だから別れたのかもしれません。

 

誰にもばらさない覚悟

どんなことであったとしても、やむを得ない借金だったとしても、結局のところ、自分の招いたこと。

自分の責任です。そして、貸した会社からしてみたら、理由なんてどーだっていいのです。関係ありません。

貸したものは返して欲しいのがあたり前。

だから、返すしかないのです。このこと自体は遅かれ早かれどうにかしないと行けないのです。

状況が遅くなればなるほど大変で、時間がたてばたつほど利子は膨らむのです。

どうしようもなくなって自己破産・・・・

それも、自ら自己破産するならまだマシ。

取り立てにあって逃げに逃げてホームレスになるしかない、

家族にも取立てが行って、強制的に破産となるまえに、自分でできることをとにかく前向きにやれるだけやってみるしかないのです。

厳しいこと言うかもしれませんが、それしかありません。

 死ぬよりマシです。

いや、当時の私は死んだ方がマシだとずっと思っていました。

でも、悲しいかな生きているだけでもお金はかかるし、死ぬのにもお金はかかるのです。

死んだら残した遺族に借金がかぶさるだけなのです。

見栄がうんだ借金なのに、死んだ後プライドもなにもズタズタに困らせて自分の印象をガラリと変えて、残念な思いをさせるなんてバカみたいなこと、これまで苦しんだことスタも無駄になってしまいます。

 

金の切れ目は縁の切れ目。 

誰かに泣きついてこれ以上お金を借りようとか、

肩代わりしてもらおうとか、もう思わない覚悟が必要。

毎日白ご飯と梅干しの生活になるくらいの覚悟で、とにかくちゃんと返すと自分自身に強く誓うことだと思います。

私は、完済までの間にばれそうになったこと、自分で話してしまいそうになったこと何度もありました。

けど、寸前のところで思いとどまりました。

言ったら最後同情してくれる人は結構います。

実際、完済後に話した相手の中には「もっと早く言ってくれたら助けたのに」とか「そんな○円くらいだったら貸したのに」と言ってくれる人はいました。

でも、そんな風に言ってくれる人から借りてしまって、もしまた返せない負のスパイラルになったら、大事な人まで失うことになりかねません。そして、それは自分にとっても甘えになってしまうから、借金地獄からはそんな簡単には抜け出せません。

切りたい縁(ローン会社)とは切っても、大切な人との縁は切らないためにその人から借りるのは無しです。

今の旦那さんには借金のことを話しました

ただ、現在の旦那さんには過去自分が借金して任意整理したことをすべて告白してから結婚しました。

なぜかというと、結婚すると、新婚旅行行ったり、家を買ったり、車を買ったり、大きなお買い物を夫婦ですることが生じます。そしてその時にローンする場合、信用情報照会というのを必ずされて、最悪審査が通らないとか、例えば購入できないことがありえます。

その理由というのがその時になって明らかになる可能性が大いにあります。

また、それが私の口からではなく、ローン会社を通じて相手にも知られる可能性も大いにあります。

どれくらい時間が経っていれば大丈夫かということは一概には言えませんが、少なくともクレジットカードが作れるようになるまでは危険性大です。

私の場合はクレジットカードが作れたのは任意整理後結構すぐでしたが、(2年経ってないくらいでした)人によってはもっとかかる人もいるようです。

結婚するときにまだ任意整理中だったり、任意整理完了後すぐだったりした場合、新婚旅行始め、海外旅行に行く際にクレジットカードは必需品になりますが、任意整理中はもちろん、整理後もしばらくはクレジットカードが持てないのです。

「私、現金派だから!」という言い訳もさすがに、きかなくなります。

もちろん、Tポイントが貯まる「Tポイント付きキャッシュパスポート」ようにあらかじめチャージしておいて、お店などではクレジットカードと同じように使用できるクレジットカードのかわりになるカードもあるので、友人との旅行くらいならあまり困ることはないかもしれません。世界中で使えますし。

ただ、結婚したいほど大切な相手には、先に伝えておくことがフェアなんじゃないでしょうか。

まずは自分で自力で返すという覚悟があることが前提。

その上で、前向きにどうしていくつもりなのか、伝えればきっと伝わるはず。

私の場合は、もしそれで破談になるならそれもまた人生、そこまでの相手だったと思う、、、という覚悟で話しました。

覚悟がつたわったのか、彼からは

「それがどうしたの?もう解決してるじゃん。自分でどうにかがんばってきたんじゃん。借金したのはもう過去のことでしょ?いつ返し終わるかの計画もあるんでしょ?だったら大したことじゃないよ。俺も実は・・・」とこの後、小さい頃に大病したことを明かされました。

人に知られたくない、言えない、情けない過去や背負わなきゃいけない責任、だれにでも一つくらいあるものです。それは人間の器を大きくしてるのかもしれません。